【セキュリティショー15】複数のカメラで人物を追尾…進化するキヤノンの画像解析技術

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「多人数追尾、学習型行動検知」では画面上の大勢の人数を一度に検知することが可能となっている
  • 「多人数追尾、学習型行動検知」では画面上の大勢の人数を一度に検知することが可能となっている
  • 「入退カウントライブデモ」では、画面上の人物を検知すると、年齢・性別を瞬時に解析してトラッキング表示する。情報量が多くなると解析精度が向上している
 キヤノンは、セキュリティショー2015にて「これからの画像解析技術」として「3次元位置推定」「多人数追尾、学習型行動検知」「入退カウントライブデモ」の3つの技術に関する参考展示を実施。

 同社の画像解析技術で、商業施設などでの画像解析データの運用方法を予見させる技術デモとなった。

 「3次元位置推定」は、複数のカメラで人物を追尾し、常に正しい位置を検知。検出された人物を3次元座標に変換して、人物の移動経路を把握するという技術。移動軌跡による行動把握ができるため、商業施設、小売店舗などでのお客の導線分析などが容易となる。

 「多人数追尾、学習型行動検知」は、同時に多人数を精度よく追尾しカウントする技術。正常な行動パターンを学習し、それらを逸脱した行動に関しては高精度で検知する。駅や道路などの公共の場所や、病院や商業施設などでの混雑した環境下でも、検知してトラブルや事故の早期発見などが期待できる。

 「入退カウントライブデモ」では、セキュリティーショー2015と併催されていた「リテールテックジャパン」側にあるキヤノンブースの映像をリアルタイムで撮影し、来場者の性別、推定年齢などを解析する展示を行った。画面の一定位置からの人の流れをカウントし、来場者の年齢と性別をリアルタイムで検知。マスクなどで顔が覆われていた場合は検知に時間を要した場面もあったが、性別と推定年齢を高速に解析してカウントしていく様子は圧巻だった。

【SS2015速報リポート037】キヤノン、「これからの画像解析技術」から見えてくる今後の活用事例を参考出展

《小菅@RBB TODAY》

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