SulaやMyraなどのワイナリー、エントリーレベルのワイン増産に焦点 インド

インド産ワインの高品質化と手軽さが魅力となり、ワインについて語るインド人が増えてきている。

エマージング・マーケット インド・南アジア

インド産ワインの高品質化と手軽さが魅力となり、ワインについて語るインド人が増えてきている。

マーケットのリーダーであるSulaはその売上の4分の1を安価なエントリーレベルのワインが占めているとし、バンガロールを拠点とするMyra Vibeyardsは昨年発売したTwo Headed Birdの売上を2倍にすることを目標に掲げている。

Sulaのグローバル・ブランド・アンバサダーであるセシリア・オルドネは「エントリーレベル分野は我々の売上の25%を占めており、その成長率も25%となっている。

我々のワインは1本200ルピーから1750ルピーまでの幅があるが、この分野は特に重要である。295ルピーで低アルコール、女性向けのセミ・スパークリングワインDiaは大ヒットを記録した」と話している。

また通常エントリーレベルのワインに使用されるブドウは混合されるのが普通であるのに対し、Myraではブドウの品種名を冠した330ルピーのワインを発売した。

ムンバイ、プネ、ゴア、バンガロールで展開する同社はデリー、プドゥチェリーへ進出するため、まずエントリーレベルのもので市場の反応を見てからプレミアムワインの参入を図るという戦略を進めている。

編集部

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