葛西臨海水族園では、昨年末に募集していた移動水族館車の愛称を「うみくる号」「いそくる号」に決定した。愛称の決定に伴い、移動水族館車のお披露目を3月21日(土)13時30分より行う。
移動水族館車は、水族館に来られない子どもたちのいる施設や都立公園など人が集まる場所を訪問し、生き物の観察やふれあいを通して多くの人たちに生き物や自然の素晴らしさを伝えるという。
全長約8メートルの専用トラックの愛称は、「うみくる号」。荷台に約1.6トンの熱帯水槽と温帯水槽2基を搭載している。熱帯水槽ではサンゴ礁などに生息する色鮮やかな魚、温帯水槽では東京湾などに生息する身近な生き物を観覧することができる。
ふれあいプログラム用の水槽や標本を載せることのできる補助車両の愛称は「いそくる号」。タッチプールでのウニやヒトデなどとのふれあいを通して磯の生き物の体のつくりや暮らしを学ぶことができる。