米国の自動車部品大手で、ターボチャージャーなどを手がけるボルグワーナーは2月12日、2014年通期(1‐12月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、2014年の売上高は83億0500万ドル(約9900億円)。前年実績に対して、12%の増収となった。
また、2014年の営業利益は、9億6400万ドル(約1150億円)。前年実績に対して、12.4%の増益となっている。
増益となった背景が、引き続きターボチャージャーに対する旺盛な需要。世界の自動車メーカーでは、エンジンの排気量を下げ、ターボで過給してパワーを引き出す「ダウンサイジング」がトレンド。この流れに乗って、ボルグワーナーは収益を伸ばした。
ボルグワーナーのジェームズ・ヴェリヤー社長兼CEOは、「2014年はボルグワーナーにとって、非常にポジティブな1年だった」と述べている。