14歳少女、イスラム国参加を計画 空港で拘束、ネット通じて勧誘か

クアラルンプール新国際空港(KLIA)で17日、14歳の少女が過激派組織、「イスラム国」(IS)に参加しようとして逮捕される事件が発生、ISの勧誘の手が子供たちに伸びていることに国民の間で衝撃が走っている。

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クアラルンプール新国際空港(KLIA)で17日、14歳の少女が過激派組織、「イスラム国」(IS)に参加しようとして逮捕される事件が発生、ISの勧誘の手が子供たちに伸びていることに国民の間で衝撃が走っている。

カリド・アブ・バカル警察長官によると、同日午後7時半頃、カイロ行きの飛行機に乗ろうとしていたところ、ブキ・アマン警察本部のテロ対策部の捜査官に拘束された。ジョホール州ムアル出身のこの少女は、家族に内緒でカイロに住む22歳のマレーシア人大学生と結婚し、その後に2人でイスタンブールを経由しシリア入りすることを計画していた。

取り調べにより、少女はシリアにある2つのマレーシアの武力勢力と連絡をとっていたことがわかった。少女はインターネットによりISのイデオロギーの影響を受けていたと見られている。少女はイスラム宗教学校に通っていたが、学校側はテロ思想を学生に広めようとしたという事実はないと関連を否定、少女が入学前からすでにISの支援者の影響を受けていたとの見方を示している。

広瀬やよい

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