韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は2月13日、米国で開催中のシカゴモーターショー15において、『エラントラGT』の2016年モデルを初公開した。
エラントラGTは2012年2月、シカゴモーターショー12で発表。同社は米国市場に、小型4ドアセダンの『エラントラ』を投入し、人気を得ている。エラントラGTは、その5ドアハッチバック版。欧州Cセグメントの主力車種、ヒュンダイ『i30』が、米国ではエラントラGTの車名で投入された。
そのエラントラGTが、デビュー3年を経たシカゴモーターショー15で、2016年モデルを初公開。デビュー以来、初となる大幅改良を受けている。
2016年モデルでは、新デザインのフロントグリルを採用。従来型に対して、メッキが強調されたデザインで、表情を一新する。17インチのアルミホイールも新デザイン。室内は、クラス初となるベンチレーション機能を前席に用意した。
エンジンは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「GDI」を継続搭載。最大出力は173ps/6500rpm、最大トルクは21.3kgm/4700rpmを発生する。