米国の自動車最大手、GMは2月6日、中国における1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は33万9781台。前年同月比は2.4%減と、2014年12月の31.9%増から、マイナスに転じた。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。1月実績は、上海GMが16万0067台にとどまり、前年同月比6.9%減と後退。一方、SAIC‐GMウーリンは、3.5%増の17万8903台と、好調を維持する。
ブランド別では、ビュイックブランドが、9万0508台を販売。前年同月比は9.6%減と、マイナスに転じる。主力セダンの『エクセル』が、2万2454台を販売。『エクセルXT』と『エクセルGT』は、合計で2万0867台を売り上げた。
シボレーブランドは、前年同月比2.3%減の6万4490台と、11か月ぶりに減少。コンパクトカーの『セイル』シリーズが、1万9103台。小型セダンの『クルーズ』は、前年同月比15.8%増の2万6200台と好調。中型セダンの『マリブ』は、1万1325台。
キャデラックブランドは、5069台を販売。前年同月比は11.7%減と、後退した。新型セダンの『ATS』が、1809台を販売。『SRX』は、2323台を売り上げた。
2014年のGMの中国新車販売は、353万9970台。前年比は12%増と伸びている。