国交省、高速道路を跨ぐ橋梁の点検状況を公表…全体の93%で完了

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国土交通省は、高速道路を跨ぐ橋梁の点検状況を発表した。

高速道路を跨ぐ橋梁は、2013年10月に、会計検査院が高速道路6社に処置要求し、2014年6月には参議院警告決議がなされ、点検の実施や必要な補修を行うことが求められている。

国交省では、道路法上の道路に指定されている高速道路跨道橋を2014年度内にすべて点検を完了する予定。引き続き省令に基づく5年に1度の近接目視点検を行いながら、必要な補修を実施する。

また、高速道路6社に、高速道路跨道橋の管理者との情報共有体制の構築、管理者に対して点検や補修の実施を要請するよう指示し、自らも高速道路跨道橋の所管省庁に、同様の要請を行ってきた。

管理者が老朽化したを撤去する取り組みもはじまっている。

今回、これらの取り組みの一環として2015年1月1日時点の高速道路跨道橋の点検状況などを取りまとめた。

高速道路跨道橋は全国5798橋ある。このうち点検済みは5415橋、全体の93%を点検を完了した。今年3月末までに5496橋で点検を終える計画。

《レスポンス編集部》

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