ヨロズ第3四半期決算…北米・中国好調に加え、為替差益計上で純利益44.2%増

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ヨロズは2月10日、2014年4-12月期(第3四半期・累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1079億6200万円(前年同期比+8.7%)、営業利益は47億5500万円(+1.3%)、経常利益は79億1800万円(+33.9%)、四半期純利益は42億9100万円(+44.2%)だった。

タイでの落ち込みはあったものの、主力のサスペンション部品などが米国・メキシコ・中国で好調。新拠点の稼働による増加に加え、円安に伴う増加効果などにより、増収となった。利益面では、新拠点の操業開始コスト等はあったが、増収や円安効果などにより、営業利益は1.3%増。為替差益31億6700万円の計上により、経常利益、純利益は大幅な増加となった。

通期業績見通しについては、円安に伴う海外子会社財務諸表の換算の影響に加え、ドルを中心とした外貨建資産の評価替えによる為替差益の実績を踏まえ、上方修正。売上高1500億円(前回予想比+30億円)、営業利益76億円(同+8億円)、経常利益101億4000万円(同+23億4000万円)、純利益56億8000万円(同+14億8000万円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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