フォード、米国工場に1550名追加雇用…F-150 新型を増産へ

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新型フォード F-150
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米国の自動車大手、フォードモーターは2月4日、米国ミシガン州の工場に、1550名を追加雇用すると発表した。

今回の追加雇用は、新型フォード『F-150』の増産に伴うもの。F-150は、米国のベストセラー車、フォード『F-シリーズ』の中核車種。新型は1月に発売されたばかりだが、顧客の需要は予想よりも多く、フォードモーターは追加雇用によって、増産に乗り出す。

新型フォードF-150は2014年1月、デトロイトモーターショー14で発表。新型のハイライトは、大幅な軽量化。高張力スチール製フレームに、航空機にも採用されるアルミ素材を使った車体を組み合わせることで、先代比で最大およそ320kgもの軽量化を果たした。

新型F-150のパワートレインは、ガソリンエンジン4種類。5.0リットルV型8気筒や3.5リットルV型6気筒などに加えて、「2.7エコブースト」が新登場。先代F-150には、「3.5エコブースト」が用意されていたが、新型ではさらにダウンサイジングを進め、新開発の2.7リットルユニットを設定。

フォード・ジ・アメリカズのジョー・ハインリッチズ社長は、「今回の追加雇用は、顧客が新型F-150を史上、最もタフでスマート、走行性能の高いモデルと認めている証」と述べている。

《森脇稔》

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