マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年通年の輸出額は7661.3億リンギとなり、前年比6.4%の増加となった。
輸入額は6830.2億リンギで、同5.3%の増加。輸出入を合わせた貿易額は1兆4491.4億リンギとなり、5.9%の増加となった。貿易収支は831.1億リンギの黒字で、17年連続となった。
2014年通年の輸出先はシンガポールがトップで2-5位は中国、日本、米国、タイの順。通年の対日輸出額は827.1億リンギで前年のマイナスからプラスに転じ、前年比で4.4%増加した。品目では電子・電気が33.4%を占めた。輸入先は、中国、シンガポール、日本、米国、タイの順。電気・電子製品が27.9%を占めた。
2014年12月単月の輸出額は676.9億リンギで前年同月比で2.7%、前月比では6.2%のそれぞれ増加となった。化学品(+18.4%)やその他の製造品(+8.3%)、機械・輸送機器(+6.0%)などの輸出増が貢献した。
輸入額は585.0億リンギで、前年同月比で4.2%、前月比では11.2%のそれぞれ増加となった。貿易額は1261.9億リンギで、前年同期比で3.4%、前月比で8.5%の増加。貿易収支は91.9億リンギの黒字となった。
12月の輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2-5位は、中国、日本、米国、タイの順。日本への輸出額は70.4億リンギで、前年同月比0.9%の増加となった。