IHIが発表した2014年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比1.2%増の458億3300万円だった。
受注高は同25.4%増の1兆1434億円と大幅に増加。売上高は同11.8%増の9740億8200万円と増収となった。ターボチャージャーや航空エンジン、橋梁、F-LNG・海洋構造物などが好調だった。
収益では、増収の効果や為替差益の効果から、営業利益は同33.9%増の456億7900万円と大幅増益となった。
純利益は前年に事業分離による移転利益を計上した影響から同14.1%減の268億9000万円と減益だった。
通期業績見通しは上方修正した。売上高は前回予想より200億円増の1兆4600億円、営業利益が50億円増の700億円、経常利益が50億円増の620億円となる見通し。純利益は350億円で据え置いた。