路肩に止めたクルマから降車した直後、トラックにはねられ死傷

自動車 社会 社会

27日午前0時50分ごろ、群馬県玉村町内の関越自動車道上り線で、路肩に停車していた乗用車に対し、後ろから進行してきた中型トラックが追突する事故が起きた。このクルマの車外に出ていた男性2人がトラックにはねられて死傷している。

群馬県警・高速隊によると、現場は玉村町八幡原付近で片側3車線の直線区間。別のクルマと交通トラブルを起こしたとみられる乗用車は路肩に停車。乗っていた男性2人が車外へ降りた直後、後ろから進行してきた中型トラックが2人をはね、停車中のクルマにも衝突した。

この事故で31歳の男性が頭部強打でまもなく死亡。別の31歳男性も足を骨折する重傷を負った。警察はトラックを運転していた茨城県大洗町内に在住する55歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

事故当時、現場付近では雨が降っていて見通しが悪く、路面も滑りやすくなっていた。警察では当事者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース