路面の融雪が間に合わず…スリップしたバスが路外逸脱

自動車 社会 社会

20日午前9時35分ごろ、北海道小樽市内の市道を走行していた大型路線バスが道路左側の路外へ逸脱。除雪で生じた雪山に突っ込む事故が起きた。この事故で乗客10人が負傷。積雪でスリップしたものとみられる。

北海道警・小樽署によると、現場は小樽市桜付近で片側1車線の緩やかなカーブ。大型路線バスは右カーブを進行中に路外へ逸脱。除雪作業によって道路左側の路肩に積み上げられ、形成されていた雪山に突っ込んだ。

この事故で、バスの乗客乗員24人のうち、客10人が座席から投げ出され、打撲などの軽傷を負った。警察は運転していた52歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場には融雪装置(ロードヒーティング)が埋設されているが、事故当時は融雪が追いついておらず、路面にも雪が積もっていた。警察では雪でスリップしたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース