クルマ2台にはねられた横断者が死亡、ひき逃げでも捜査

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10日午後7時20分ごろ、茨城県鉾田市内の国道51号で、徒歩で道路を横断していた55歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車と衝突。さらに対向車にもはねられる事故が起きた。女性は死亡。対向車は逃走しており、警察はひき逃げ事件として捜査している。

茨城県警・鉾田署によると、現場は鉾田市上沢付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。55歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車と衝突。対向車線側へ弾き飛ばされたところ、この直後に進行してきた対向車にもはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。対向車はそのまま逃走した。警察は最初にはねた軽乗用車を運転していた日立市内に在住する26歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場付近に街灯は設置されておらず、夜間の見通しは悪かった。警察では現場から逃走した対向車の行方を追うとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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