知的所有権機関(WIPO)、欧州経営大学院(INSEAD)、米コーネル大学ジョンソン校による2014年の「技術革新力ランキング」によると、マレーシアは、143カ国・地域で33位となり、前年から1ランク下がった。
上中産階級経済においては2位となった。
ランキングは、▽社会制度▽人的資本と研究▽インフラ整備▽市場の洗練度▽ビジネスの洗練度▽知識及び技術生産性--など7項目において数値化したもの。1位はスイスだった。それに▽英国▽スウェーデン▽フィンランド▽オランダ--が続いた。日本は21位だった。最下位は、スーダンだった。
東南アジアで最もランクが高かったのはシンガポールで7位だった。マレーシアは2位となった。それに▽タイ(48位)▽ベトナム(71位)▽インドネシア(87位)▽フィリピン(100位)--が続いた。
マレーシアは、「市場の洗練度」では17位となり、「ビジネスの洗練度」では29位となった。一方「社会制度」では50位となり低い評価を受けた。