過激派組織、イスラム国(IS)のマレーシア国内への浸透が静かに進行していると懸念される中、英字紙「ザ・スター」はセランゴール州バンギで堂々とIS関連グッズを販売していた店舗があると報じた。
商店はバンダル・バル・バンギの人通りの多い場所にあり、ISやタリバンのロゴなどを付けたTシャツや帽子、旗、ステッカーなどを販売している。中には「シオニストに戦いを挑む」などと刺激的な文句が入ったものもある。Tシャツは59リンギ、ステッカーは5-10リンギで売られている。
商店主は20歳代のマレー男性で、「私はアラーのために(販売を)しているのであって、恐れることはない」と悪びれる様子はないという。