米国の商用車大手、ナビスターは12月15日、米国インディアナ州のエンジン部品工場を閉鎖すると発表した。
ナビスターは、米国イリノイ州に本拠を置く大手商用車メーカー。中型およびヘビーデューティー仕様のトラックや、ディーゼルエンジンを製造している。
ナビスターはここ数年、業績不振に陥っている。そこで、リストラ策のひとつとして発表されたのが、今回のインディアナ州のエンジン部品工場の閉鎖。
工場の閉鎖は、2015年夏の予定。同工場に勤務するおよそ180名の従業員が、影響を受ける。工場閉鎖後は、サプライヤーからエンジン部品の供給を受ける方針。
ナビスターのPersio Lisboa社長は、「過去2年間、事業の強化や収益性の回復に取り組んできた。今回の決定は、中核事業の北米トラック部門に、経営資源を有効活用するため」とコメントしている。