単独事故車に後続車4台が突っ込む

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16日午前5時10分ごろ、佐賀県鳥栖市内の長崎自動車道上り線で、単独事故を起こして車線を塞ぐように停車していた乗用車に対し、後ろから進行してきた大型トラックが衝突。後続車3台も巻き込まれ、車両5台が関係する多重衝突に発展した。この事故で1人が死亡している。

佐賀県警・高速隊によると、現場は鳥栖市神辺町付近で片側2車線の直線区間。最初に単独事故を起こした乗用車は道路左側のガードロープと中央分離帯に衝突。これに気づいた後続車が路肩に停車したところ、進路を塞がれる状態となった大型トラックが乗用車に衝突。押し出された乗用車が路肩のクルマと衝突し、さらに後続車2台が突っ込むなど、車両5台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で最初に事故を起こしたクルマを運転していた福岡県福岡市内に在住する31歳の男性が車外ではねられ、近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約8時間後に死亡した。他の4台の乗員にケガはなかったという。

警察では他の4台の運転者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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