自動車教習所のファインモータースクールは、次世代に向けた低炭素社会の構築を目的とした「低炭素杯2015」で2年連続となるファイナリストに選出された。2015年2月13日に東京ビッグサイトで開催される本大会で、グランプリを目指しプレゼンテーションを行う。
低炭素杯は、学校・家庭・市民団体・NPO・企業などが全国各地で展開している地球温暖化防止に関する地域活動を報告し、学びあい、連携の輪を拡げる「場」として、2010年度から開催している。今大会で、ファインモータースクールの「卒業生燃費追跡調査(SNT)プロジェクト~日本初、教習所卒業生のエコドライブ定着率と燃費向上状況を調査~」が審査を通過した。
ファインモータースクールでは、エコドライブを取り入れた運転教習「楽エコ教習」を2008年より実施。今回審査を通過したSNTプロジェクトは、「楽エコ教習」で運転免許を取得する年間約2500人の卒業生を対象に2014年6月29日より行っている調査だ。
卒業生が免許取得後に、どの程度エコドライブを継続して実践できているか、教習所卒業後6か月から2年を経て、在校時と比べてどのように燃費が変化しているかを追跡調査。その後は、「楽エコ教習」経験者と免許取得後にエコドライブを身につけた人とを比較し、エコドライブの技術や知識の定着率がどのように変化するかを調査している。