ランプウェイ走行のクルマ、清掃中の作業員をはねる

自動車 社会 社会

8日午前11時50分ごろ、長野県安曇野市内の長野自動車道上り線・梓川サービスエリア(SA)で、本線からSA内に向かうランプウェイを走行していた乗用車が、路肩にいた清掃作業員2人をはねる事故が起きた。この事故で2人は死傷している。

長野県警・高速隊によると、現場は安曇野市豊科付近にある梓川SAに向かうランプウェイで、幅員約5mの直線区間。ランプウェイでは道路脇にある側溝の清掃作業が行われていたが、乗用車は本線からほとんど減速しない状態でランプウェイに進入。歩いていた男性作業員2人を次々にはね、道路左側のガードレールにも衝突した。

この事故でクルマの直撃を受けた65歳の男性が頭部強打でまもなく死亡。49歳の男性は足を骨折するなどの重傷を負った。警察はクルマを運転していた埼玉県上里町内に在住する24歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース