歩行者ひき逃げ、逮捕の女は事故後に自ら通報

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神奈川県横浜市緑区内の市道で2日に発生した死亡ひき逃げ事故について、神奈川県警は3日、同区内に在住する37歳の女をひき逃げ容疑で逮捕した。現場から逃走後、自ら警察に通報してきたが、クルマの破損からひき逃げへの関与が明らかになったという。

神奈川県警・緑署によると、逮捕された37歳の女は2日午後5時45分ごろ、横浜市緑区鴨居3丁目付近の市道(片側1車線の直線区間)で乗用車を運転。道路左側の路肩を歩いていたとみられる64歳の女性に衝突させた疑いがもたれている。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。クルマはそのまま逃走したため、警察ではひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故発生から約40分後に女が「何かにぶつけた」などと通報してきた。

女が運転していたクルマのフロントガラスには衝突痕があり、警察では人身事故によるものと判断。翌3日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して女は「ぶつかったのはわかったが、どうしていいかわからずに逃げてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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