欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月20日、ドイツ・ミュンヘンにデータ研究センターを開業した。
このデータ研究センターは、ビッグデータやインターネットの分野において、新たなITソリューションを開発する目的で開業したもの。
フォルクスワーゲングループは、複数の大学や企業などと協力。ITソリューションの開発を、さらに促進する体制を構築する。
データ研究センターでは、フォルクスワーゲンが集めたビッグデータを蓄積。アウディやポルシェ、ベントレー、ランボルギーニなど、フォルクスワーゲングループの全てのブランドに情報を提供していく。
フォルクスワーゲングループのマーティン・ホフマンCIOは、「このデータ研究センターが、社内のIT能力を強化してくれるだろう」とコメントしている。