統計局の発表によると、2014年10月の消費者物価指数(CPI=2010年を100として算出)は111.3ポイントとなり、前月比で0.5%、前年同月比で2.8%上昇した。
前月比では、12の調査対象グループのうち、交通費の上昇率が5.1%と突出しており、これが全体のCPIを押し上げた、後は保健と外食・宿泊の2グループだけがそれぞれ0.1%アップとなった。一方、酒類・たばこは3.1%の大幅ダウンで、雑品・サービスも0.3%、食品・飲料が0.2%、▽衣料・履物▽家具・家庭用品等▽通信費▽娯楽・文化--の4グループが0.1%、それぞれダウンとなった。家賃・光熱費と教育は横ばい。
1-10月の累計では全体で110.2ポイントとなり、前年同期比3.2%の上昇となった。衣料・履物と通信費の2グループだけが下降し、残り10グループは上昇した。