盗難プレートのクルマ、パトカーに体当たりして逃走

自動車 社会 社会

12日午前1時ごろ、大阪府大阪市北区内でパトカーの追跡を受けていた乗用車が、停車していたタクシーなどに衝突する事故が起きた。人的な被害は無かった。警察は逃走車を運転していた36歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

大阪府警・西署によると、大阪市北区中之島3丁目付近をパトロールしていた同署員が、盗難届の出されたナンバープレートを装着した不審な乗用車を発見。停止を命じたところ、一旦はこれに従って停止したが、直後にバックしてパトカーへ体当たりし、そのまま逃走した。

署員はパトカーでの追跡を開始。クルマは約2kmに渡って逃走したが、北区堂島1丁目付近で停車していたタクシーや乗用車に衝突。進路を塞がれる状態となり、立ち往生した。直後に追跡していたパトカーが追いつき、運転していた36歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「逃げようとしたらパトカーに衝突した。ぶつけようと思ってぶつけたわけではない」などと供述しているようだ。警察ではナンパープレートや車両を入手した経緯について男を厳しく追及するとともに、余罪についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース