ヨロズが発表した2014年9月中間期の連結決算は、経常利益が前年同期比52.9%増の43億6800万円と大幅増益となった。
売上高は同12.2%増の732億5900万円と増収となった。タイでの落ち込みはあったものの、米国、メキシコ、中国での生産が好調だったのに加え、円安に伴う増加効果もあった。
営業利益は、新拠点の操業開始コストを増収や為替差益でカバーし、同32.4%増の35億2500万円と大幅増益となった。純利益は同86.0%増の23億4100万円だった。
通期業績見通しは、売上高を中国など、アジアの売上げが想定を下回ることから、前回予想より10億円マイナスの1470億円に下方修正した。
収益では為替差益が想定以上で経常利益が前回予想より15億円増の78億円、純利益が8億円増の42億円に上方修正した。