トクヤマは、マレーシア・サラワク州サマラジュ工業団地の多結晶シリコンプラントについて、2016年3月期にフル稼働を行う。
トクヤマは10月より、第2期プラントにおいて太陽電池向けの多結晶シリコンの生産及び販売を開始。工場の年間生産能力は、1万3800トン。
現在工場では安全運転を優先しており、7割程度の稼働率で生産を行っている。徐々にフル生産を行う計画。フル稼働時には、販売価格が1キログラムあたり20米ドルとなると予想されている。償却控除前利益(EBITDA)30%以上を目指し、原料調達の多様化、生産性の向上、マネジメントスタッフの現地化を推進しコストダウンを図る。
2017年3月期には、1万3000トンを販売する計画。