スズキは11月6日、2014年4-9月期(第2四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1兆4306億円(前年同期比+4.4%)、営業利益は905億円(+0.3%)、経常利益は972億円(+5.2%)、四半期純利益は539億円(+4.4%)だった。
第2四半期連結累計期間の連結売上台数は、四輪が130万7000台(+8.3%)、二輪は57万3000台(-16.2%)だった。
四輪車事業は、国内では『ハスラー』などの前期末からの受注残の解消に注力するとともに、『ワゴンR』など主力車種の商品力強化などを行ってきたが、消費税率引上げに伴う反動減もあり、自社ブランドに係る売上は前年割れとなった。しかし、OEM売上の増加により、国内売上高全体としては前年同期を上回った。また、海外売上高はインドや欧州での増加により前年同期を上回った。この結果、四輪車事業の売上高は1兆2762億円と前年同期に比べ727億円(6.0%)増加した。営業利益はインドネシアやタイでの減益により858億円と前年同期に比べ13億円(1.5%)減少した。
二輪車事業の売上高は、アジアでの販売減少等により1235億円と前年同期に比べ151億円(10.9%)減少。営業利益は前年同期の営業損失10億円から営業損失2億円となった。
通期連結業績見通しは、前回予想を据置いた。