トヨタ自動車は11月5日、2014年4-9月期(第2四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高12兆9455億円(前年同期比+3.3%)、営業利益1兆3519億円(+7.7%)、税引前純利益は1兆5091億円(+12.3%)、純利益は1兆1268億円(+12.6%)だった。
第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、447万7000台(+0.2%)となった。日本での販売台数は103万台(-6.4%)、海外は344万7000台(+2.4%)だった。
営業利益の増減要因については、増益要因として、原価改善の努力が1200億円、為替変動の影響が700億円、その他の要因が564億円あった。一方、減益要因として、諸経費の増加ほかが1300億円、販売面での影響が200億円あった。
通期連結業績見通しは、外国為替相場の変動や収益改善の諸施策の成果を織り込み上方修正。売上高を26兆5000億円(前回予想比+8000億円)、営業利益は2兆5000億円(+2000億円)、税金等調整前当期純利益は2兆7000億円(+3100億円)、当期純利益は2兆円(+2200億円)とした。なお、設定為替レートは1ドル104円(前回予想時は101円)、1ユーロ137円(同136円)とした。