マレーシア・ナジブ首相の支持率、48%にダウン…ムルデカ調査

世論調査機関のムルデカ・センターが3月に行った最新調査によると、ナジブ・ラザク内閣の支持率は48%となり、8月の調査の54%から下降した。不支持率は45%となり、7%上昇した。

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世論調査機関のムルデカ・センターが3月に行った最新調査によると、ナジブ・ラザク内閣の支持率は48%となり、8月の調査の54%から下降した。不支持率は45%となり、7%上昇した。

ナジブ政権に「たいへん満足」との回答は11%にとどまり、37%が「やや満足」、27%が「やや不満」、18%が「大変不満」と回答した。民族別のナジブ首相に対する満足度は、マレー系が最も高く58%となったが、前回調査比では5%下降した。次いでインド系が52%で同比12%マイナス。中国系は27%で同比5%プラスとなった。

ムルデカ・センターは、支持率の低下は、10月2日に発表した燃料補助金削減の発表の影響を受けたと分析。

政府に対しては、「満足」が38%で、「不満」が43%となった。民族別ではマレー系の50%が満足と回答したが、インド系と華人の満足度はそれぞれ45%、13%と低かった。

国の方向性に対しては、「正しい方向」との回答は41%にとどまり、「誤った方向」が49%となった。「誤った方向」に向っていると思う理由について、物価上昇や景気などを挙げる声が多かった。

広瀬やよい

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