ヤマハ発動機は、水上オートバイ「マリンジェット」の2015年モデルで、新開発の軽量素材や操船デバイスの採用など、7機種をモデルチェンジして11月1日から順次発売する。
2015年モデルのうち、スーパーチャージャーエンジンを採用した上位モデル『MJ-FXクルーザーSVHO』『MJ-FX SVHO』『MJ-FZS SVHO』の3 機種には、同社独自の超軽量艇体用素材「ナノエクセル」を進化させた「ナノエクセル2」を採用する。
減速や後進時に、直感的、スムーズな操船をサポートするデバイス「RiDE(ライド)」を開発し、MJ-FXクルーザーSVHO、『MJ-FXクルーザーHO』『MJ-VXR』など6機種に搭載した。
また、中位モデルのMJ-VXRと『MJ-VXクルーザー』は、新設計のハルを採用し、操縦性能や走行性能の向上を図るとともに、快適性や静粛性を高次元でバランスさせたとしている。外観デザインもシャープなフォルムへと一新する。
マリンジェットの2015年ラインアップは、モデルチェンジする7機種のほか、エントリーモデルの『MJ-V1スポーツ』、1人乗りのスタンディング・モデル『MJ-スーパージェット』を加えた全9機種を展開する。
価格はMJ-FXクルーザーSVHOが231万1900円、MJ-FZS SVHOが209万1900円、MJ-VXRが175万1900円。