ダンロップの住友ゴム工業は、10月4日に全国54か所で実施した「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」のタイヤ点検結果を集計、タイヤの整備不良は3台に1台程度あり、そのうち空気圧の過不足が最も多く確認された。
ダンロップでは、2008年10月から年2回、全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を「道の駅」やショッピングセンターで開催しており、今回で12回目の実施。タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べるとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法を紹介する冊子を配布するなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求している。
今回の活動では、全国53会場で6350台のタイヤ点検を実施。タイヤの整備不良率は全点検台数の36.2%で、その内容は(重複含む)空気圧の過不足が27.3%と最も多く、続いて偏摩耗が6.7%、タイヤ表面の損傷が5.9%、残溝不足が2.3%という結果だった。