ホンダの米国法人、アメリカンホンダは10月11日、アキュラブランドの最上級セダン、『RLX』(ホンダ『レジェンド』後継車)の2014年モデルを含む2車種のリコール(回収・無償修理)を発表した。
今回のリコールは、シートベルトの不具合が原因。アキュラによると、前席シートベルトが気温0度以下の時、引き出せない恐れがあるという。そして、シートベルト未装着で走行した場合、事故の際に負傷するリスクが高いとしている。
対象となるのは、アキュラRLXの2014年モデルで、米国で販売された約7000台。また、SUVのアキュラ『MDX』の2014-2015年モデルが、約3万6000台。合計でおよそ4万3000台が、リコールに該当する。
アキュラは、対象車を保有する顧客に連絡。アキュラ販売店で、前席シートベルトを交換するリコール作業を実施する予定。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」とコメントしている。