ボッシュは、商用車向け大型スターターモーターの新製品「HEF109-L」を導入開始したと発表した。
新製品は、開発のベースとなった「M」型(中型)スターターモーターをパワーで18%上回り、最高出力は9.2kWを達成。排気量最大28リットルのエンジンでも確実に始動できるという。耐久性にも優れ、トラックで最高80万kmの走行、農建機などで実働1万4000時間の使用にも耐えられる。
また、6極励起コンセプトの「HEF109-L」はコンパクトサイズで、狭いエンジンルーム内での設置性にも優れている。さらに、温度の変動にも強く、低温時や長時間にわたる連続クランキングの後でも、大型エンジンを確実に始動させることができる。