【パリモーターショー14】プジョー 508 に改良新型…欧州Dセグの地位を強化

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プジョー 508 改良新型(パリモーターショー14)
  • プジョー 508 改良新型(パリモーターショー14)
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  • プジョー 508(セダン)の大幅改良モデル
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  • プジョー 508(セダン)の大幅改良モデル
  • プジョー 508(SW)の大幅改良モデル
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フランスの自動車大手、プジョーは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、『508』の改良新型を初公開した。

プジョー508は2010年9月、パリモーターショー10で発表。プジョーのDセグメント車で、『407』の後継車に位置づけられる。ボディタイプはセダンとステーションワゴンの「SW」がある。

プジョーはパリモーターショー14で、508のデビューから3年半を経て、初の大幅改良を実施。内外装からエンジンに至るまで、商品性を引き上げた。改良新型は、セダンとSWが同時デビュー。

外観は、フロントを中心に変更。グリル、ヘッドランプ、バンパー、ボンネットが新デザインとなり、表情を一新する。バンパー内のLEDデイタイムランニングライトも新形状。リアは、テールランプやバンパーが新しい。

室内は、ダッシュボード中央に、7インチの新型タッチスクリーンをレイアウトし、各種情報表示を集約。これにより、従来よりもスイッチ類の数を減らした。センターコンソールには、新しい収納部を採用。各種素材を見直し、クオリティを引き上げる。

パワートレインは、ガソリンエンジンに新ユニットが登場。直噴1.6リットル直列4気筒ターボ「THP165」は、従来の「THP156」の後継。最大出力は、156psから165psへ高めた。アイドリングストップが採用され、CO2排出量131g/kmとした。

プジョー独自のハイブリッド、「ハイブリッド4」搭載車を継続設定。2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンにモーターを組み合わせ、トータル出力200psを獲得。駆動方式は4WDで、CO2排出量85g/kmの優れた環境性能を実現した。プジョーは、「新しい508が、プジョーの欧州Dセグメントにおける地位を強固にする」とコメントしている。

《森脇稔》

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