「受賞者が経営する会社の株がある」ノーベル賞便乗詐欺あらわる

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先日、日本人も受賞したノーベル賞だが、早くもこれを利用した詐欺事件が起きた。

被害に遭ったのは秋田県能代市に住む80代の女性。彼女のもとに1本の電話がかかってくる。相手は男で、「ノーベル賞を受賞した人が経営する製薬会社の株を買う権利が、あなたに当たりました。権利を譲って欲しいので、名義を貸してもらっていいですか」と言われ、女性は同意してしまった。

後日この男は「あなた名義で株を1000万円分買った。あなたから500万円送ってもらう必要がある」と再度、電話を掛け女性から現金500万円を騙し取る。

女性が宅配便で指定された住所に現金を送ると、男からの連絡は途絶えた。

このニュースにネットでは、

「ノーベル賞も東日本大震災も、人々の喜びも悲しみも、詐欺師にとっては【ネタ】なんです」
「老人がフリーに通える学校みたいな教育機関とか必要な気がする」
「何かにつけてお年寄りは狙われる」

ゆうパックや宅配便で現金を送る行為は郵便法、各業者の約款で禁じられており、また通常の商行為であれば送金記録が残らない形での現金受け渡しはまず行われない。警察では現金を宅配便で送らせる手口は詐欺行為と見なし、受取人の住所を公表するなどしている。

ノーベル賞詐欺に注意、老人狙われる

《岩藤健@CycleStyle》

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