クルマ・バイクの一大イベント「東京モーターフェス 2014」(東京・台場、10月 11~13日)。10日のプレス向け発表では、自動車メーカーなど13社のトップが自慢のクルマで登場。トヨタと日野は競技用車両、日産は強力チューン車を持ってきた。
開口一番、「いやーやっちゃいました」というトヨタ自動車の豊田章男社長は、ニックネームが込められた『GR 86 MORIZO』で登場。華麗なドリフトを披露し、観客をわかせた。
「クルマって楽しい!ということを示したつもり。このクルマはTRDラリーチャレンジに参戦する私のパートナー。普段はクルマでこんな乗り方をしているよということを伝えたかった」と豊田社長は語った。
日野自動車の市橋保彦社長は『レンジャー』のダカールラリー参戦車で登場。「このクルマはことし1月のダカールラリーでクラス優勝した。日野はラリー活動を通じて技術を磨いていく。ぜひ応援してほしい」とアピールした。
また、『マーチNISMO』で登場した日産自動車の志賀俊之副会長は、「ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは、ことしで30周年。レースで培った技術と経験をいかし、ニスモロードカーを増やしていく。このマーチNISMOは5速マニュアルトランスミッションできびきびと走る。運転が楽しくなるクルマだ」と語った。
同イベントでは、ドリフトや定常円旋回を体験できる「シルク・ド・モビ・体験」も設置。モータースポーツで活躍している一流パフォーマーたちが、クルマ・バイクのさまざまな動きを楽しむクルマ・バイクのサーカスを披露する。