東京・台場で10月 11~13日に開催される自動車イベント「東京モーターフェス 2014」。10日のプレイベントでは、自動車メーカーなど13社のトップが登壇。自分の好きなクルマに乗ってステージに登場した。
富士重工業(スバル)の吉永泰之社長が『レヴォーグ』、ダイハツ工業の三井正則社長が『コペン ローブ』と、最新の“目玉商品”で登場するなか、マツダの小飼雅道社長のチョイスには“こだわり”が見えた。同社の初代『ロードスター』で登場し、会場にはざわめきが起こった。
「みなさん、こんばんは。このクルマは、ユーノスロードスターVスペシャルです。このクルマが25年前に生まれてから、われわれは、世界中のユーザーに育ててもらった。きょうは、わたしの大好きなクルマ、この1台を持ってきました」と小飼社長。
小飼社長のコメントが終わると、マツダファンなどから拍手がわいた。小飼社長は1977年に東北大学工学部を卒業しマツダに入社。技術部門などを経て2013年に同社社長に就任。初代ロードスター(NA系)は1989年に登場し、40万台以上が生産された。
東京モーターフェス 2014は、東京モーターショーの休催年に行われるクルマ・バイクの一大イベント。今回は、プロのテクニックとダイナミックな走りが体験できるシルク・ド・モビ体験をはじめ、バスやトラックなど普段運転できない大型車両の試乗コーナー、最新の安全支援技術を体験できるコーナー、親子でバイク試乗を体験できる親子バイクコーナーなど、多彩な体験型コンテンツを設けたという。