国民の負担軽減、来年度予算に盛り込み 補助金削減分を充当=マレーシア首相府相

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マレーシア(イメージ)
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政府が推進している補助金削減による国民生活への影響を緩和する ため、10日に発表される2015年度予算案には支援策が盛り込まれる予定だ。

アブドル・ワ ヒド・オマル首相府相は8日、「TV3」のテレビ番組に出演し、低・中所得者を保護するため に政府は常に支援を行ってきたとコメント。所得税の減税や税の軽減などがその例で、2015 年度予算にも同様の内容が盛り込まれると述べた。

同相はまた、補助金削減により浮いた財源は、公共交通機関や学校、病院などのインフラ 改善、低所得層への金銭面での支援、財政赤字の軽減の3つの目的に利用されると明らかに した。過去3年間で政府が負担した燃料補助の額は685億リンギ。所得制限などは設けられ ていないことから、富裕層が恩恵を受けていたとし、今後は補助削減を進める方針だと述べ た。また、補助金付き燃料の密輸で政府は損害を被っているとも明らかにし、燃料補助の削 減が望ましいと述べた。国内取引協同組合消費者行政省は、ガソリンやディーゼルの密輸の 取り締まりを強化しているという。
千田真理子

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