ガリバーは、オセアニアでの1号店となるガリバーブランド直営店を11月1日、ニュージーランド・オークランド市内にオープンすると発表した。
ニュージーランドは、自国に自動車メーカーがないため、中古車輸入は非課税。くわえて、右ハンドル国であることから、1980年代末より主要な中古車輸出市場となっており、2013年の中古車輸入のうち約95%は日本からのものとなっているという。
ニュージーランドへの中古車輸出市場では、輸出業者が日本のオークションで落札し、海外流通させるモデルが主流で、9割近くのクルマが中間業者を通し流通している。ガリバーは直営店を出店することで、大手として初めて、自社で買取したクルマをダイレクトにニュージーランドの顧客へ提供するネットワーク構築を目指す。
今回出展する直営店では、在庫検索システム「ドルフィネット」からクルマを発注後、発注車両を日本の自社工場で整備。その後輸出し、ニュージーランドの港近くのカーポートに運び、ユーザーへ引き渡しを行う。