ドコモ、ソーラーパネルを使った「グリーン基地局」の制御をより緻密に

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 NTTドコモは6日、太陽光発電を活用するグリーン基地局のフィールド実験において、昼間に発電した余剰電力を効率的に蓄電し活用する「パワーシフト制御」の実証に、業界で初めて成功したことを発表した。

 従来のグリーン基地局ではソーラーパネルの発電と商用電力とを組み合わせ、必要な電力だけを供給する仕組みで、ソーラーパネルで発電した余剰電力が活用できていなかった。「パワーシフト制御」は、ソーラーパネルの発電と商用電力に加え、リチウムイオン電池の充電/放電を基地局に適した制御にすることで、ソーラーパネルの発電電力を無駄なく活用可能とするものだ。

 「パワーシフト制御」により、災害時など商用電力の供給がなくなった場合でも、予備電力での運用可能時間を、従来の6時間から最大10時間まで伸ばすことができる見込みだ。また常時、基地局の電力の自活率を従来の20%から30%に向上することが可能となり、商用電力の使用量をさらに10%削減できる。

 今回、群馬県内にあるグリーン基地局において2014年6月から1か月間実験を行った結果、「パワーシフト制御」を実施することにより電力の自活率を平均で約10%向上させることができた。さらに、晴天時には最大49%を達成し、基地局のほぼ半分の電力を自活できる日もあったという。

 今後はこのフィールド試験局を全国に拡大し、2016年度までに自活率を5割程度まで拡大し、商用電力への依存を少なくした携帯電話基地局の実現を目指す方針だ。

ドコモ、グリーン基地局の「パワーシフト制御」実証に成功

《冨岡晶@RBB TODAY》

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