日産 の米国販売、18.5%増の10万台超え…記録更新 9月

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日産アルティマの2015年モデル
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日産自動車の米国法人、北米日産は10月1日、9月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、9月の記録を更新する10万2955台。前年同月比は18.5%増と、12か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは、9月の新記録となる9万5118台で、前年同月比は22.2%増。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が、2万1675台。前年同月比は2.1%増と、2か月連続のプラスとなった。『セントラ』は1万2557台を売り上げ、前年同月比は61%増と、大幅増を維持。『ヴァーサ』は、1万2072台を販売。前年同月比は37.6%増と大きく伸びる。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、1万7229台を販売。前年同月比は51.8%増と、2か月連続で増加。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、47%増の6853台と好調だった。

インフィニティブランドは、前年同月比13.3%減の7837台と、2か月連続で減少。好調なのは『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)。9月は前年同月比15.8%増の2742台を登録し、同ブランドの最量販車に。SUVの『QX60』も、前年同月比3.4%増の2182台と、6か月ぶりに増加した。

日産自動車の2014年1-9月米国新車販売は、前年同期比13%増の106万3272台。同社は2013年、米国で前年比9.4%増の124万8420台を販売している。

《森脇稔》

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