9月30日午前9時50分ごろ、京都府京都市南区内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた77歳の女性に対し、交差点を右折進行してきた大型路線バスが衝突する事故が起きた。女性は意識不明の重体。警察はバスを運転していた25歳の男を逮捕している。
京都府警・南署によると、現場は京都市南区上鳥羽南村山町付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。77歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差点を右折進行してきた京都市交通局が運行する大型路線バスにはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。バスの乗客約10人にケガはなかった。警察はバスを運転していた大阪府高槻市内に在住する25歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。
聴取に対して男は「横断している歩行者の存在を見落とした」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。