エミレーツ航空は9月30日、TAAGアンゴラ航空の大株主であるアンゴラ共和国と、マネジメント・コンセッション契約を締結し、同航空の経営に参画していくと発表した。
同契約の期間は10年。エミレーツは南部アフリカのフラッグキャリアの成長を後押しするため、TAAGアンゴラ航空の事業計画の策定・遂行、マネジメントの支援、機材・路線網に関する戦略の考案、スタッフ・クルーへのノウハウ伝授を実施するほか、複数の上級幹部を派遣する予定。
今回の契約は、両航空会社にとって、アフリカ・アフリカ以外の地域における事業拡大に向けた第一歩。エミレーツはTAAGアンゴラ航空との旅客・貨物便のコードシェア、マイレージ提携、旅客・貨物の取扱い業務といった幅広い分野での協力も検討する。