シンガポール・チャンギ国際空港は9月24日、MIATモンゴル航空のウランバートル=シンガポール路線の就航、同日夕刻の第一便到着を発表した。
シンガポールとモンゴルを直接結ぶ路線(北京経由)が初めて就航したことで、二国間のビジネス出張・観光旅行がますます増加し、シンガポール発着の他路線に好影響をもたらすとみられる。なお、14年7月までの1年間、8000人以上のモンゴル人観光客が東南アジアの拠点であるシンガポールを訪れている。
また、近年のモンゴルは経済発展が著しく、13年の経済成長率は前年比11.7%を記録した。ウランバートル=シンガポール路線の運航開始で、二国間の貿易促進、経済的な結びつきの強化も期待される。なお、12年の二国間の貿易額は8500万シンガポールドル(約73億円)以上。
ウランバートル=シンガポール路線は週2往復(水・土)で運航。使用機材はボーイング737-800型機(174席)。