日産自動車が発表した2014年8月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比7.0%減の36万8064台をとなり、2か月連続のマイナスとなった。
国内生産は、同20.7%減の6万1737台、海外生産は同3.7%減の30万6327台。英国でプレス機のメンテ、スペインで昨年との夏季休暇期間の違いによる稼働日数減が発生し、ともに5割を超す減産となった。
グローバル販売は、同3.0%増の40万3646台と、8月として過去最高を記録した。国内販売は同15.4%減の3万9698台で、そのうち登録車は同21.0%減の2万5621台。軽自動車は同2.7%減の1万4077台と、いずれもマイナスだった。
海外販売は、8月としては過去最高となる同5.5%増の36万3948台。米国やメキシコで8月としては過去最高台数を記録するなど、北米市場が好調だった。
輸出は、同12.7%減の3万8711台だった。