ひき逃げで逮捕の少年、出頭するも容疑を否認

自動車 社会 社会

20日午前3時40分ごろ、愛知県名古屋市緑区内の県道で、道路を横断していたとみられる19歳の男性がクルマにはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。クルマは逃走したが、警察は後に出頭してきた19歳の少年を逮捕している。

愛知県警・緑署によると、現場は名古屋市緑区黒沢台4丁目付近で片側2車線の直線区間。近くには横断歩道や信号機が設置された交差点もある。通行人が第2車線上で頭から血を流して倒れている若い男性を発見。警察に通報した。

男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、骨折に伴う外傷性ショックなどが原因で同日午後に脂肪。後の調べで天白区内に在住する19歳の男性と判明している。

警察はひき逃げ事件として捜査を開始したが、同日夜になってから緑区内に在住する19歳の少年が家族に連れられて出頭。クルマに衝突痕も確認できたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して少年は「何かに当たったような気はしたが、人をはねていない」などと容疑を否認しているようだ。警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース