15日午後10時50分ごろ、静岡県熱海市内の国道135号で、打ち上げ花火業者のトラックから煙が出ているのをパトロール中の警官が発見した。地元消防が消火を行ったが、積荷の一部が燃えた。人的な被害はなかった。
静岡県警・熱海署によると、現場は熱海市渚町付近。パトロール中の同署員が荷台から煙の上がっているトラックを発見。運転者に停止を命じた。
トラックは打ち上げ花火業者が使用しているもので、花火用の発射筒や予備の火薬なども積載されており、地元消防が消火を行ったが、荷台に積載されていた段ボール箱の一部を焼いたのみで鎮火した。
トラックは同日夜に熱海市内で開催された花火大会で使用した機材を積み、藤枝市内の会社へ戻る途中だった。警察では発射筒などの機材に残り火があり、これが箱などの可燃物に燃え移ったものとみて、消防と共同で出火原因について調べを進めている。