【パナソニック ストラーダ RS/RXシリーズ発表】安全支援も可能な地図データに一新、BD再生にも対応

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BD再生に対応したCN-RX01WD
  • BD再生に対応したCN-RX01WD
  • 交通規制データに全機種で対応。写真は制限速度
  • クラウド上で処理される音声認識システムを採用
  • 新デザインで継承された「ツートップメニュー」
  • ランチャーメニューは全画面に表示
  • 音声認識システムはスマホ連携アプリ「DrivaP@ss」上で動作する
  • 多彩な地図表示で目的地まで的確に誘導
  • テクスチャーを豊富に使ってリアル感を高めた3D表示
パナソニックは、市販ナビとしては初めてブルーレイディスク(BD)再生機能を内蔵したAV一体型ナビ『美優Navi(ビ・ユーナビ)』を11月中旬より発売すると発表した。地図データも一新して安全運転支援機能を搭載するなど、AV/ナビ共に最先端ナビへの変身を図っている。

発売されるラインナップは全4モデル。そのうちBD対応となるのはRXシリーズで、BD非対応で価格を重視したRSシリーズも登場。それぞれワイド2DIN/2DINモデルが用意されており、合わせてラインナップは計4モデルとなる。価格はすべてオープンだが、店頭での実売価格はRXシリーズが18万円前後、RSシリーズは11万円前後となる予定だ。

BD再生機能の搭載は言うまでもなく再生画質の向上が最大の目的だ。しかし、搭載したモニターはWVGA(800×480ドット)であり、BDが持つフルHD(1920×1080ドット)の実力を存分に発揮できるわけではない。それにも関わらずあえてこの機能を持たせた背景には、家庭用BDレコーダーの普及がある。

パナソニックによれば、家庭用BDレコーダーの世帯普及率は50%に迫っており、録画した番組をBDに保存し、パッケージソフトをBDで購入する人が着実に増えているという。

BDはDVDの5倍以上の容量(50GB)を持ち、フルハイビジョン(HD)映像をそのまま保存再生できる。本機ではHD画質で再生できるわけではないものの、ソース源の情報量が多いことから緻密感は十分に伝わってくる。DVDやCDとのコンパチブル再生にも対応しており、再生ソースのマルチ化という点でも魅力は大きい。

新たに用意された別売リアモニターとの組み合わせも見逃せない。このモニターにはカメラが内蔵されており、高画質映像を後席で長時間楽しめるだけでなく、後席のチャイルドシート上の子供やペットの様子が振り返らずともナビ画面で確認できるのだ。AVとしてだけでなく、安心を生み出すという点でもメリットは大きい。

地図データは、同社のポータブル型ナビ『ゴリラ』とベースを同じにする最新地図に切り替えられた。その中で見逃せないのは、地図データには安全運転支援として道路標識情報機能を追加したことだ。見落としがちな道路標識を画面表示と警告音によって告知し、より安全ドライブに貢献しようというわけだ。

とくに近年、シニア層や女性ドライバーが増える中で、緊急ブレーキシステムなどを始めとする安全装備への意識も高まっている。これらの機能と合わせて使うことでさらなる相乗効果が期待できるというわけだ。

スマホ連携用アプリ「DriveP@ss」上では、クラウドを使った音声認識システムも導入された。従来の音声認識システムはカーナビ内で処理をが基本としてきたため、定形のキーワード入力など、不自然なコマンド入力を強いられてきた。

本シリーズでは約1500種類もの検索キーワードに対応し、それを接続したスマホを介してクラウドへアクセス。たとえば、「近くの○○」とか、「○○へ行きたい」といった会話調の入力に対しても適切な回答を引き出せるようになった。

入力操作をスタートさせると、画面上に登場するキャラクターが合成音で問いかけてくる。その問いかけに従って応えるだけで簡単に対象施設を目的地に設定できる仕組みだ。なかでも便利なのは、入力のたびに入力スイッチを押すことなく連続入力ができること。さらに、別売のフロント ヘッドアップディスプレイと組み合わせれば、前方から目をそらさずに安全に入力が可能となる。

その他、「ストラーダ」の特徴である「ツートップメニュー」はデザインを変更しながらも継承。ランチャー機能も全画面表示となって、より多くの項目をワンタッチで呼び出せるようにもなった。

安心安全への関心が高まる中、本シリーズはその期待に応えられる十分な機能を搭載して登場した。その分野でいち早い対応をしてきた、パナソニックならではの最先端モデルと言っていいだろう。
《会田肇》

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