ワゴン車後部で寝ていて転落、後続車にはねられ死亡

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8日午前2時40分ごろ、岩手県八幡平市内の東北自動車道下り線を走行していたワゴン車から87歳の男性が転落。後続車にはねられて死亡する事故が起きた。警察では男性をはねた車両の運転者と、同乗させていた車両の運転者から事情を聞いている。

岩手県警・高速隊によると、現場は八幡平市平笠付近で片側2車線の緩やかな左カーブ。87歳の男性は走行していたワゴン車の後部ゲートから転落。路上に投げ出されたところ、後続の乗用車にはねられた。

男性は全身強打で即死。警察は後続車を運転していた青森県青森市内に在住する30歳の男性と、死亡した男性が同乗していたワゴン車を主として運転していた青森県八戸市内に在住する64歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

ワゴン車の乗員によると、死亡した男性は荷台部分に布団を敷いて寝ていたという。ゲートは自ら開放した可能性が高く、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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